| 架空楽団ライブレポート |
| アンコールでは月面讃歌のブルーの宇宙服を来た石原さんが登場したりと、本当に押さえるべきところは押さえている、おそるべし架空楽団。崇高なファン精神と、確かに道楽だけれど自己満足で終わる気はさらさらないもんね!! というエンターテイメント精神が、20年間という歴史を編み上げていた。これはムーンライダーズ、あがた森魚から生まれた実に華麗な文化のひとつの結晶なのだ。
以下、口振りから誰かを想像してみましょう。
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| フル・バンドでのあがたナンバー・アンコールは「ロンリー・ローラー」。山田さんのヴォーカルとコーラス隊とのコンビネーションも絶好調で、まさにみんなで歌える楽しいラスト・ナンバーにはピッタリ!! 廣岡篤哉さんのキーボードと、トランペット、ヴァイオリン、ギター、リズム隊とが軽やかなバンド・グルーヴを生み出して、爽やかでノリノリな良い雰囲気を生んでいる。そして曲はそのまま途切れることなく「シリコン・ボーイ」へと移ってゆく。この曲もサビは会場内合唱状態で、ボルテージは高まる一方である。間奏のギター&ヴァイオリンのユニゾン、そしてメタルチックなギター・ソロ〜ヴァイオリン・ソロという観どころもばっちりでしたね。派手なアクションがたたって、石原さんのベースのチューニングはズレまくっていたのはご愛嬌。山田さんコンタクトによる怒濤のようなエンディング・キメの嵐を経て、ついに20周年記念ライヴも幕を下ろす・・・かのように思われたが・・・。
石原さん「最後にもう1曲行きましょう。これは私の暴走って奴ですね。やっぱりこの曲がないと終われないですよ。慶一さん、いらっしゃいます?」
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| 黒瀬さん「20年やってきて2回東京公演をやらせてもらったわけですが、当分は東京ではやりません。ネタがないんです(笑)。もうこれだけやったので、しばらくは休ませてもらって・・・。岡山ではやるので、ぜひ来られるひとは来てくださいね。また曲貯めて、東京でやろうか(一同大拍手)。ムーンライダーズのみなさん、あがたさん、ゲストのみなさん、本当にありがとうございました。架空楽団の存在する余地も与えておいてください(笑)。本物もいることだしニセモノはずらかりましょうか(笑)。」
20年目の節目としては最高のかたちにすることができたんじゃないかな。たくさんの豪華ゲストに囲まれ、綿密に練られたセットリストとステージング、そして昨年と比べて思ったのは、バンドとしての演奏のクオリティがさらに高くなったということ。特に今回は各メンバーのプレイヤーとしての観せ場が随所にあったことに胸が躍った。 東京でのライヴはしばらく未定のような感じだけれど、僕はまたいつか近い将来やってくれるようなそんな気がしている。ライダーズがいる限りは少なくとも、架空楽団は永遠であって欲しいし、ライダーズ文化の主軸としてずっと健在であって欲しいと思う。ただ東京公演が変なかたちでやるのが当たり前になってしまうと、逆に架空楽団を追い込みかねないので、その辺はゆるりとしたスタンスでじわじわと切望することにしよう!! もちろん、観たい気持ちは山々なのだけれど・・・。 お疲れさま!! |