以前のメッセージ・1998年 - 01(#1898〜1932)


[1932] 梯子 さん(YHW00427@niftyserve.or.jp) 1998/01/09 Fri 21:48:29
●な、な、なんとあの『綿の国星』がCDで復刻されます!!

昨年より、友人がこつこつと地道に進めていました『綿の国星』
復刻運動が結実し、めでたくCDとして再発される事となりまし
た。3月に発売される予定です。発売元は、『センチメンタル通り』
『蓄音盤』に続き、またもやVIVID SOUND。えらいぞっ!!

オリジナルは1980年の発売ですから、実に18年目の正直。
プロデュース・鈴木慶一、作詞・大島弓子、ボーカル・松尾清憲、
作曲・岡田徹/かしぶち哲郎/鈴木博文/鈴木慶一、演奏・ムーンラ
イダーズ、という代物です。中古屋でもなかなかの高値でしか入手
できなかったものですから、今回の再発でやっとちゃんと手に入れ
られる、という人も多いのではないでしょうか?

もちろん私も、その中の一人です(^.^)/。
###当発言はNiftyMR会議室&MRML"BLDG"とのマルチポスト
###となっております。失礼!


[1931] junko さん(junkogeshi@msn.com.) 1998/01/09 Fri 14:23:57
RIDERSの皆さん 御元気ですか。昨年は余りの忙しさに LIVEになかなか
行けず残念でした。最近はひたすらドメスティックに 「BEATITUDE」「ダ
イナマイトとクールガイ」「HEAVY FLIGHT」を聴いています。月末には
是非 以前かしぶちさんに教えて頂いた ラ カーニャ
に 行ってみます。早いものでRIDERSカルトも20数年になりました。
今年もキレてください.

   


[1930] K.Fukutomi さん(fukutomi@mdt.co.jp) 1998/01/09 Fri 12:38:47
[1929] さりえ さん どうかよろしく。いっぱい書き込んで下さい。
15年というと青空百景の頃からですか?

雪の日に思い出すのは「滑車と振子」です。
昨日から関東全域に降った雪は、昼から、いきなりでしたから、
朝のテーブルで、窓の外を見ると雪であったというシチュエーションとは違い
ますが、窓の外の雪を眺めていると自然に頭のなかにはこの曲が流れてきま
す。交通機関の乱れはひどいものでしたが、雪が都会の喧騒を吸収してあたり
はとても静かになり、その白く降り積もる様はとても良い眺めでした。


[1929] さりえ さん(http://www.sarie@interlink.or.jp) 1998/01/09 Fri 10:16:28
はじめまして。メール送るということじたいはじめてのパソコ
ン初心者です。ムーンライダーズは15年ぐらいのファンです。
でも人付き合いが苦手で、ひとりでライブ行ったりします。
ここだと顔が見えないから緊張して震えなくていいですね。
よろしくね。


[1928] KURUMI さん(ヒミツ) 1998/01/09 Fri 01:53:12
雪の日には「くじらのハート」も良いよ。


[1927] 梯子 さん(YHW00427@niftyserve.or.jp) 1998/01/08 Thu 19:03:28
中学の時の先生で、LP「さてこそ」のレーベル面をコースターに使っている
人がいて、顔面蒼白になった事を思い出しました。当の先生を問いつめてみた
ものの、出所不明のままだったなあ。ああ、もったいなあ!

最初に湾岸スタジオに行った時、「大寒町」と一緒に博文さんがカセットに
録ってくれたのは「マヌカン人形」と「」でした。思い出深いです。

あの頃に美潮ちゃんの声を聴いてしまったから、「へんてこりんな女声」フェ
チ(+_+)になってしまったのかもしれません。

そ、それにしても寒いぞ!>東京。灯油買いに行こうっと。


[1926] 北村和孝 さん(kazutaka-k@mth.biglobe.ne.jp) 1998/01/08 Thu 14:40:32
りゅみちゃんが上京の際は僕がエスコート役を買ってでましょうぞ。
姉貴もつれておいで。

雪の降る今日、みなさんはいかがおすごしでしょうか?
こんな日には岡田さんの「星空のアコーディオン」と、くじらさんの「恋はプッシ
ュ!プッシュ!プッシュ!」を聴いて、あったかい気持ちになりましょう。


[1925] りゅみ さん(lumi@sannet.ne.jp) 1998/01/08 Thu 10:00:10
1年の慶は元旦にあり。

ええ、そうですとも。

今年のメインは、りゅみ再上京計画。
東京で6人全員、見るぞ。


[1924] りゅみ さん(lumi@sannet.ne.jp) 1998/01/08 Thu 00:44:53
きたむらくんのレポートで、
10/6に連れ戻されたような気がしました。

♪今日は雨です 雨の日です♪
あのやさしい歌声が、耳の奥によみがえってきます。

きたむらくん、ありがとう!


[1923] 古澤清人 さん(fullsawa@ma3.justnet.ne.jp) 1998/01/06 Tue 22:49:34
[1919]竹口  さん
私がウズマキマズウを見に行った後に書いたことも読んでいただいたんだと思いま
す。
私は当時チャクラのレコードは聞いていても、ライヴは見ていないんで、めちゃく
ちゃなことをライヴでやっていたのは見ていないんですが、そういうことをやって
ても不思議はないグループですよね。レコードでは、あれでもかなり薄まっている
んでしょうね。「wha−ha−ha]なんかでも、そうでしょう。

チャクラはセカンドの「さてこそ」が私は一番好きです。
ファーストも、VAPからの「南洋でヨイショ」もCDになってますけど、まだ買
えるといいですね。

>梯子  さん
メール送り直しましたが、また読めないといけないので。
19日でマルです。
テープの中身は、コロムビアの全部と、[SINGING CIRCUIT]でいいですか。
以上、伝言板として要件まで。


[1922] K.Fukutomi さん(fukutomi@mdt.co.jp) 1998/01/06 Tue 12:19:30
[1920] 古澤清人さん 毎度ありがとうございます。
鬼火を歌うあがたさん見たい(こわい)です。(笑)
ページ替ったので同じ情報を。1/25タイツ自主廃業ライブ、クロゴダイル
で。「ゴールデンどこかで」をたしかもっていたはずだが、最近聞いていな
い。ライブは行ったことないですが、最後だけ行こうかな、どうしようかな。


[1921] 北村和孝 さん(kazutaka-k@mth.biglobe.ne.jp) 1998/01/06 Tue 04:57:28
せっかく苦心して書いたぶちリサ・レポ、なーんの反響もなくて寂しいです。ちょ
っと間が空き過ぎちゃったから無理もないか。

元ストロベリー・フィールズと元黒夢が結成したヴィニールというユニットを、良
明さんが全面プロデュースしていますね。良明さんの仕事量、凄すぎ。

良明さんの名プロデュースで思い出すのが、「氷華」ってアルバムを出していた宮
本・・・なんだっけかな?探せばCDあるのだけれど・・・。あのアルバムは結構
好きでした。あのひとはどこいっちゃったのかなあ?


[1920] 古澤清人 さん(fullsawa@ma3.justnet.ne.jp) 1998/01/05 Mon 23:17:01
#[1918]K.Fukutomi  さん
87年5月3日の、FM東京ホールでの、
あがた森魚&鈴木慶一の演奏曲目です。

1  ハッティキャロルの淋しい死
2  くれない埠頭
3  青い華燭
4  赤色エレジー
5  鬼火
6  ジュリエッタの夏
7  何だ?このユーウツは!
8  大道芸人〜GIVE  PEACE  A  CHANCE

この時、椅子はなかったんだけど、床に座ってみている人が多かった覚えがありま
す。さしずめ、8は、映画「いちご白書」の、体育館のシーンのようだったか、と
いうと、客が床を叩いてなんてことはなかったですね。


[1919] 竹口智之 さん(tsounds@plt.owl.or.jp) 1998/01/05 Mon 22:23:35
なんかさ、秋からメチャクチャ忙しくって、ここに来るのでさえ1ヶ月ぶり。
書き込みなんぞいつ以来なんでしょう?
会社のMACはその間にOSが変わっててMRWSのブックマークはきえてるし…。
正月の静けさも明日まで。あさってからはまた、仕事に追われる日が続く。
というわけで、11月からの書き込みをぜーんぶチェックしました。
キューンへの移籍も今日知ったし、VOICEやタイツが盛り上がってるのにも
乗り遅れてスッゲエくやしい。
しかもライダーズのベストは手許にあるのに聴いてない。
唯一書けそうなことが、チャクラのことだけとは…、トホホ。
わたし、死ぬ気で働いて行きましたよ。ウズマキマズウ。古い話ですけど。
11月でしたっけ? 去年(!)の。
チャクラのライヴ、知らないと辛かったかもねえ。
美潮ちゃんだけしか観てないとなあ…。
チャクラってああいうよくいえば実験的、わるくいえばデタラメなこと、
よくやってたんですよ。
ギターの弦全部6弦だけ使ってみるとか、
バスドラにバスドラのケース使うとか、
で、ライヴでは即興もガンガンかましてたし。
本来の姿にもどったって感じ。
アブストラクトHIP HOP、トリップホップ、ドラムン・ベースなんかの
今のラディカルなおもしろさを考えると、とーぜんの成りゆきじゃないかな?
美潮ちゃんのソロのときも、もちろんよかったけどね。
そういえば、チャクラの1stアルバムって、ふーちゃんが作詞してたり、
矢野誠さんがからんでたりしてたんだよねえ。
わたしが思うにいわゆる「名盤」のひとつだといえるでしょうね。
まだ買えるのかなあ? 何度かCD化されてるはずだけど。


[1918] K.Fukutomi さん(fukutomi@mdt.co.jp) 1998/01/05 Mon 12:21:26
皆様ことしもどうかよろしく御願いします。
昨年はこのページのおかげで楽しい一年でした。
今年はもっと楽しい一年になりますように。

FCの更新の案内、先月の会報に書いてありましたっけ?
すぐします。

古澤さん「蓄音盤」私も注文します。
10年前のFM東京ホールのコンサート知りませんでした。
ほかに「骨」とか演奏したのでしょうか。


[1917]北村和孝 さん(kazutaka-k@mth.biglobe.ne.jp) 1998/01/05 Mon 04:01:15
みんな、凄い象!!
ダディ竹千代&東京おとぼけCATSのHPを発見した象!!
僕の名前をクリックをクリックしてみるんだ象!!


[1916] 北村和孝 さん(kazutaka-k@mth.biglobe.ne.jp) 1998/01/05 Mon 03:55:20
1997/10/5 かしぶち哲郎 Live at 下北沢ラカーニャ

 この日のライヴは古川昌義さんとのジョイント・ライヴ。
 会場のラ・カーニャは弾き語り主体の小さながらも、とっても雰囲気の良いお店
だ。ステージをL字のように客席が囲むかたちで、柱はもちろん、椅子やカウンタ
ーなどが木製であり、ちょっぴり落とし気味の照明が当たると、なんともいえない
空気を醸し出している。客席は満杯で、そのなかには慶一さんの姿も。僕たちはス
テージの真横の席に座ったので、つまりはかしぶちさんや古川さんの横顔を観なが
ら演奏を堪能するかたちとなった。余談だが、りゅみちゃんはかしぶちさんにもっ
とも近い席をゲット!!完全に目が別世界に飛んでいた・・・。
 
 ステージと客席にはほとんど距離がない。最前列の人が手を伸ばせば、間違いな
く触れられてしまう。こんな至近距離で演奏が観られるというのも贅沢で嬉しい。
ステージ向かって右にはピアノがあり、ステージ上には椅子が2つ。古川さんとか
しぶちさんとふたりということだ。
 古川さんの演奏は全体的にジャジー。ピアノで森俊之さんが参加。カヴァー曲を
はさみつつ、ジャジーで上品なオリジナル曲は僕の好みだった。アルバム「僕と僕
が出会う時」には、かしぶちさんが詩を提供した「僕は僕で、君は君のふたり」、
「朝食をとらずに」が収録されているが、この2曲はもちろん演奏。ここ数年で、
かしぶちさんが詩を提供しているという点も興味深いし、このライヴもアルバムも
とっても素晴らしいものだった。
 かしぶちさんは古川さんの最後の曲で姿を現し、コンガで参加。そしてそのまま
古川さんのギター、かしぶちさんのヴォーカルというかたちで、かしぶちさんのラ
イヴに流れ込むというかたち。

「古川くんも僕も演ったことがない曲で、作ったのではありますが・・・『トラベ
シア』。僕は演ったことがありませんでした。慶一君や良明君なんかはステージで
演ったりしていましたが・・・。」

 序盤からすごい選曲である。はじめの曲は何かな?といろいろと予想していた僕
もまさかこの曲だとは思いもよらなかった。第一、この曲という予想なんて誰がで
きただろう?
 それにしても古川さんのギターの腕前は素晴らしい!!運指の美しいこと、美し
いこと!!かしぶちさんの歌声は相変わらずの力み気味な感じ。ぶっちゃけた話、
まだまだ本調子という感じではない。とはいってもアンニュイな声の魅力は健在で
あるが。
 ここで古川さんはステージを去り、かしぶちさんはアコギを抱えて、いよいよ弾
き語りライヴのスタートである。白ワインのグラスで唇を濡らしている姿、やはり
かしぶちさんである!!
 
「ギターの名手、古川昌義の後は非常に演り辛いです。演りにくいながらも、演ら
ねば。好きではじめたこの商売ですから(^^;)。」
 
 客席とステージがほとんど一体化したアットホームな雰囲気なだけに、かしぶち
さんも少しずつリラックスしてきたように見える。6月のパワステでは、明らかに
かしぶちさんと客席の間には大きな壁があった。後にインタビューでもおっしゃっ
っていたけれど、ソロでの演奏のブランクが空きすぎてわからなくなっていた、と
いうのは紛れもない事実だろう。
 今回のライヴはほとんどかしぶちさん自身の弾き語りによる演奏であり、パワス
テのときのバンド編成の演奏とたやすく比較できるものではないが、ムード的なも
ので比較するのだとすれば、ファンとしてはとても楽な気持ちで観ていられるライ
ヴだ。もちろんハコが小さいというのがいちばんの理由なのだけれど、この日のか
しぶちさんはざっくばらんというか、実にオープンな感じだったのだ。たとえば、
パワステのときには故意に喋るまいとしていた素振りを感じたものだったが、この
日はお喋りもたくさんしてくれた。

 「さなぎ」「気球と通信」「Beep Beep Be オーライ」というライダーズ・ナン
バーをアルペジオ主体の弾き語りで、しっとりと披露。90年代世代の僕らは、い
ずれの曲も生で聴くのははじめてだった。個人的に楽曲としての深みを痛烈に感じ
たのは「さなぎ」だ。こんなに良い曲だったのか、と思った。ソロとライダーズと
の垣根がほとんどない曲と言ってもいいだろう。
 
 続いて演奏されたのは「憂うつな肉体」。曲紹介のときに「リラのホテル」の最
後に入っている曲と誤って紹介して、あわてて訂正するという一幕もあったりして
とてもなごやかな雰囲気。この曲の聴きどころはやはり語りの部分。曲調といい、
詩の内容といい、かしぶちさんにしか作れない名曲である。
 しっとりとした曲が続いたのとは一転、演奏のほうは間を空けずに「釣り糸」へ
と続く。今回のライヴの本質はまさにここからにあった。

「時代はどんどん遡りますから(^^)。いま、はちみつぱいですよね?だんだん高校
時代に行きますから。」

 続いて演奏された「自由なメロディー」は、はちみつぱいでデモテープは録った
そうだけれど、いわゆる未発表曲である。曲調的には、「釣り糸」というよりは、
「春の庭」寄りの、どこか童謡っぽくて、それでいて無国籍的なコード感を感じさ
せる1曲。十代の頃の曲をなんのてらいもなく演奏できてしまう姿勢がとってもカ
ッコいい。もちろん、それだけ楽曲が良いという証明なのだけれど。
 注目すべきなのは次に披露された「今日は雨の日です」。

「さらに遡り、これは元譜が見つかったんでね、そこに日付が書いてあるんですけ
ど、1968年5月8日に詩を作ったんですね。で、5月23日から、27日まで
に曲を付けたみたいです。(場内大爆笑)几帳面なやつでして(^^)。」

 この曲は産経新聞の作曲コンクールで佳作に入り、賞金1万円をもらったという
幻のあの曲!!この曲もやはり童謡っぽいメロディーで、どこかほんわかした感じ
が良い。かしぶちさんの原点中の原点と言える1曲だろう。

 次の曲で泣きそうになったのは僕だけではあるまい。ピアノの弾き語りで演奏さ
れた「春の庭」である!!もう名曲中の名曲である!!続くかたちで「砂丘」へ。
この2曲は作られた時期もだいたい同じであると言えるし、またその世界観にも同
じものを感じることができる。若さゆえの残酷さというべきか。そしてまた、その
残酷さが美しく思える一面も感じる。
 僕個人として、いちばんダイレクトに伝わってくるのは1st「リラのホテル」の
詩の世界ということもあり、それだけにやっと生で「春の庭」を聴く機会に恵まれ
たことにはとっても感激だった。
 結局、この日、ピアノの弾き語りで演奏されたのはこの2曲だけだったのだが、
個人的にはもう少しピアノものの曲が多くても良いんじゃないかな?と思った。

「こういう弾き語りのコンサートって、昔、はちみつぱいに入る前に演ってたんで
すよ、実は。で、すごくこういう感じが懐かしくて。かなりデジャヴっぽいんです
けど。いま、オレはいくつだろう?もしかして18歳かも(^^;)。嬉しいような、
気持ち悪いような(^^;)。」

 再びギターを抱えて演奏されたのは「柔らかいポース」、「恋のためらい」。こ
の2曲は6月のパワステでも演奏されている。2nd「彼女の時」、3rd「Fin」を
代表する2曲というわけだ。ギターの弾き語りだとこんな感じになるのかあと感激
しつつ、じっくりち堪能。
 そしてラストを飾るのは、再びギターで古川さんを迎えて、な、なんと「ガール
ハント」!!
 つまり、今回のライヴのテーマは、シンガー・ソングライター・かしぶち哲郎の
原点回帰であり、また、そこからの足取りをたどったものだったのだ。そのわりに
は90年代の最高傑作のひとつに数えられる「プラトーの日々」が演奏されなかっ
たのは残念だったけれど、これだけの趣向を凝らした選曲であれば仕方ないとも思
える。
 ラストも「ガールハント」ではなく、正真正銘のソロの新曲であれば実に美しい
足取りであったのだけれど・・・。とはいえ、「ガールハント」は良い曲である。
「Bizarre Music For You」でこの曲を聴いて、僕はかしぶちさんに何か吹っ切れ
たものを感じた。その予感は確かなものだった。6月のパワステ、そして今回と、
かしぶちさんのソロ・キャリアに新たな歴史が刻まれることとなったのである。
 ライダーズではくじらさんとのデュエットであるこの曲を、かしぶちさんのソロ
・ヴォーカルで聴けるというのも興味深かった。かしぶちさんの詩のなかでもとり
わけ屈折のないシンプルさが魅力と言えるだろう。90年代のかしぶちさんのベス
ト3を選べと言われたら、僕は「プラトーの日々」「恋のためらい」とこの曲を選
ぶとしよう。とは言え、まだ90年代が終わったわけではないので、これからはわ
からないけれど。頼むぜ!!かしぶちさん!!

 アンコールは古川さんによるプレスリーのカヴァー「冷たくしないで」を挟み、
「キサラ恋人」も演奏されるなど、最初から最後まで予期せぬ音楽の贈り物のオン
・パレード。
「キサラ恋人」も提供曲だとはいえ、疑うことのないかしぶちワールドを代表する
1曲。これからも歌い継いでいって欲しい曲である。

 と、ここで終わるはずであったこの日の演奏だが、「『リラのホテル』はーっ?
??」という熱烈な男性ファンの声に応えて(やっぱり言ってみるものだね。)、
「リラのホテル」は練習していないからということで、急遽 「スカーレットの誓
い」を演奏。みんなでミニマルに♪ヤーヤーヤーヤー歌いながら、この日のライヴ
の幕は下ろされたのであった。弾き語りライヴだから静かにしていなきゃいけない
んだろうな?って勝手に思っていたのだけれど、この曲なんかはもっと盛大に♪ヤ
ーヤーヤーヤー歌ったりしたら、きっとかしぶちさんももっと喜んでくれたんだろ
うな、なんてことをちょっぴり考えた。

 演奏に関してはミスも目立ったし、重ね重ね書くが、かしぶちさんの歌声もまだ
まだ本調子ではないだろう。でもそんなところに本質はないのである。かしぶちさ
んがソロを演っていってくれるところに大きな意味があるのだ。
 特に今回は弾き語りのライヴである。当然、ひとりで演ることに対するリスクも
あっただろう。しかし、ひとりならではのフットワークの軽さが大きな武器になっ
たところは実に大きかった。こういう機会がない限り、「自由なメロディー」「今
日は雨の日です」といった未発表曲が演奏されることはなかったことだろうし、原
点回帰的な内容のライヴはかしぶちさんにとっても避けては通れなかったことのよ
うに思える。

 飾ることなんて必要ないのだ。そのままのかしぶちさんでいいんだ、と思う。僕
らはそんなかしぶちさんを追いかけてゆくし、ライヴを重ねてゆくことで、新しい
かしぶちワールドが花咲いてゆくのだと考えると、いまからワクワクしてしまう。
 とりあえず次に期待したいのは新曲である。新曲と、過去のレパートリーをバラ
ンス良くかみ合わせて演奏していて欲しいなあ、と僕は思う。

 それはそうと・・・・・・、「年内にもう1回演りますから」と公言していたか
しぶちさん、早速約束を破ってしまいましたね(^^;)。
 ライダーズもいよいよ再始動するなど、いずれにしろソロとの両立ということが
課題になってゆくのだろうけれど、ずっと待つ覚悟だけれど(^^;)、でも、でも、
コンスタントにライヴを演っていってください。お願いです。


[1915]北村和孝 さん(kazutaka-k@mth.biglobe.ne.jp) 1998/01/05 Mon 03:35:24
1997/10/5 かしぶち哲郎 Live at 下北沢ラカーニャ

 この日のライヴは古川昌義さんとのジョイント・ライヴ。
 会場のラ・カーニャは弾き語り主体の小さながらも、とっても雰囲気の良いお店
だ。ステージをL字のように客席が囲むかたちで、柱はもちろん、椅子やカウンタ
ーなどが木製であり、ちょっぴり落とし気味の照明が当たると、なんともいえない
空気を醸し出している。客席は満杯で、そのなかには慶一さんの姿も。僕たちはス
テージの真横の席に座ったので、つまりはかしぶちさんや古川さんの横顔を観なが
ら演奏を堪能するかたちとなった。余談だが、りゅみちゃんはかしぶちさんにもっ
とも近い席をゲット!!完全に目が別世界に飛んでいた・・・。
 
 ステージと客席にはほとんど距離がない。最前列の人が手を伸ばせば、間違いな
く触れられてしまう。こんな至近距離で演奏が観られるというのも贅沢で嬉しい。
ステージ向かって右にはピアノがあり、ステージ上には椅子が2つ。古川さんとか
しぶちさんとふたりということだ。
 古